入力に使用した資料 底本の書名 讃岐句碑めぐり 底本の著者 八坂 俊生 底本の発行者 ずいひつ無帽の会 底本の発行日 昭和四十五年九月一日 入力者名 清水育代 校正者名 田村洋美 入力に関する注記 ・文字コードにない文字は『大漢和辞典』(諸橋轍次著 大修館書店刊)の 文字番号を付した。 ・JISコード第1・2水準にない旧字は新字におきかえて(#「□」は旧 字)と表記した。 登録日 2009年10月9日
讃岐句碑めぐり / 目次 序 中河 与一 はじめに いしぶみとの対話 11 丸亀 稲むしろに想う昔今 高浜虚子句碑 14 沙弥島に人磨しのぶ 吉井勇歌碑 18 男性的な肉太の筆致 永井寿子句碑 21 碑のわきに石蕗の緑 富安風生句碑 24 旅人のはずむ心を 前田普羅句碑 27 取り巻くにぎやかさ 高浜年尾句碑 30 タイ釣れる港背後に 水川浮沈子句碑 33 西行の歌をとなえて 松尾芭蕉句碑 36 萬葉時代の幻想漂う 吉田狐羊句碑 39 多度津 黒みがかった自然石 坂西博和坊句碑 42 無心なこころの老尼 塩田月史句碑 45 山門くぐる外人遍路 村尾公羽句碑 48 後ろはるかに天霧山 松尾芭蕉句碑 51 静かな瀬戸の海背に 石井朝太郎歌碑 54 かさ傾け枕石の法話 香川百拙句碑 57 金蔵寺 老杉の横にひっそり 木翁句碑 60 露伴の称賛した佳句 松尾芭蕉句碑 63 琴平 台石重厚筆致雄こん 合田丁字路句碑 66 読みづらい変体がな 古帳女句碑 69 ただようおおらかさ 入江為守歌碑 72 千種台の緑の木陰に 松尾芭蕉句碑 75 軽快な旅装姿うかぶ 小林一茶句碑 78 俳諧の宿にしっくり 高浜虚子句碑 81 観音寺 初夢むすんだ専念寺 小林一茶句碑 84 草陰に碑面すり減り 松尾芭蕉句碑 87 すらり読めた遠山雪 堀野林治歌碑 90 四行にきざむ詠進歌 石井朝太郎歌碑 93 取り巻くクスやバベ 松浦坐石句碑 96 ハギの揺れる一夜庵 山崎宗鑑句碑 99 白いコケ蒸す自然石 松尾芭蕉句碑 102 尋ね尋ね探り当てる 入江為守歌碑 105 大野原 落葉散りしく観音堂 松尾芭蕉句碑 108 懇切きわめる因縁話 入江為守歌碑 111 イチョウの陰の涼感 松尾芭蕉句碑 114 奔放な中に味ある書 平田風石句碑 117 高瀬 陽光の中白い花崗岩 森婆羅句碑 120 手入れされた校庭に 安藤老蕗句碑 123 詫間弾正ゆかりの山 森婆羅句碑 126 三野 仁安二年さぬき入り 西行上人歌碑 129 詫間 海風そよぐ山の陰に 松尾芭蕉句碑 132 竹に陽光降りそそぐ 森婆羅句碑 135 みごとな松の枝ぶり 森婆羅句碑 138 月にしのぶ宗良親王 小林把菊句碑 141 坂出 吉野思わす木深い庭 松尾芭蕉句碑 144 色紙の歌拡大したか 入江為守歌碑 147 虚空蔵菩薩碑と並び 中山永八句碑 150 国分寺 左側にやさしい立像 中山永八句碑 153 高松 神社の境内セミ時雨 佐々木令山句碑 156 流麗な筆刻む庵治石 荒木暢夫歌碑 159 戦災に辛うじて残る 左甚五郎句碑 162 みがかれたかこう岩 大住司城句碑 165 源平の激戦をしのぶ 松尾芭蕉句碑 168 ご利益のある石の玉 梶原芭臣句碑 171 牟礼 右に源平合戦総門碑 久保不如帰句碑 174 津田 上から太陽ぎらぎら 尾山対青句碑 177 黒い松カサ数知れず 山本石雪句碑 180 松林の涼風に誘われ 竹宇句碑 183 長尾 白コケ蒸した泉州石 松尾芭蕉句碑 186 真っ赤なサルスベリ 村岡楠蔭句碑 189 塩江 旧温泉道のかたわら 植田香風句碑 192 小豆島 思わず見過ごしそう 松尾芭蕉句碑 195 両手に酒を入れたか 尾崎放哉句碑 198 お遍路になった心地 三枝節水句碑 201 読み返すこと両三度 荻原井泉水句碑 204 五十回巡拝の記念碑 青木圭峰句碑 207 夫井泉水の筆で三行 荻原桂子句碑 210 つる草はうまくら元 松尾芭蕉句碑 213 良寛思わす無心な筆 三木双浦句碑 216 一幅の南画見る思い 三木蜻州句碑 219 四十二番札所西ノ滝 松尾芭蕉句碑 222 経歴がわからぬ一基 之上句碑 225 眼下に小さく千畳岩 亀井如雪句碑 228 神功皇后ゆかりの地 三木朱城句碑 231 牧歌の遭難をいたみ 小汐大里句碑 234 すさまじい辞世の句 森員笛句碑 237 サルの国の入り口に 赤松柳史句碑 240 草の中に倒れたまま 松尾芭蕉句碑 243 老杉高くサル見えず 正岡子規句碑 246 みがいた面に活字体 三木朱城句碑 249 生家見える丘に立つ 黒島伝治文学碑 252 新しい生命への祝福 佐伯正峯句碑 255 絶筆海図のレリーフ 生田春月詩碑 258 石段登り詰めた所に 中村心海句碑 261 善通寺 散りしだいた彼岸花 乾兜山の句・芭蕉塚 264 綾歌 秋晴れの空に白い雲 京極杞陽の句 267 観音寺 雲まで届く雁の叫び 巌谷小波の句 270 結びにかえて 師走といしぶみ 273 香川県内文学碑一覧 276 句碑の部 277 歌碑の部 283 詩碑の部 289 文学碑の部 292 その他 295 索引 初句索引 301 人名・碑名索引 304 あとがき 307 表紙カバー写真 安川満俊 題字 斉藤遊雲 写真 口絵カラー 安川満俊 口絵 松岡 肇 本文写真 筆 者