入力に使用した資料 底本の書名 かがわ・一ノ谷の歴史 底本の編集者 一ノ谷郷土史研究会 底本の発行所 一ノ谷郷土史研究会 底本の発行日 平成十三年十二月一日 入力者名 森川 嘉晃 校正者名 合葉 やよひ 登録日 2005年6月24日
4 目次 はじめに 発刊によせて 凡例 第一章 原始 瀬戸内の夜明け 第一節 旧石器時代・縄文時代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 一 旧石器時代 2 氷河時代の瀬戸内 古川・ナイフ型石器出土 二 縄文時代 3 縄文時代 小蔦島貝塚 なつめの木貝塚 古木の埋没 縄文後期農耕のはじまり 樋ノ口遺跡 三 財田川と一ノ谷地域 7 財田川乱流 第二節 弥生時代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 一 稲作の伝来 9 平塚の弥生集落跡 向井西の岡遺跡 古川下所遺跡 二 土器・石器・鉄器・青銅器 11 平塚出土品 弥生式土器 古川銅鐸 習俗 第三節 古墳時代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 一 観音寺地域の古墳 15 古墳の出現 前方後円墳 後れた三豊の古墳 鹿隈鑵子塚古墳 丸山古墳 青塚古墳 母神山古墳群 ひさご塚古墳 鑵子塚古墳 久米塚明治発掘調査 二 古墳時代の社会 23 古墳期の生活 三豊の豪族 第二章 古代 讃岐国の誕生 第一節 律令国家の形成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28 一 大化改新と讃岐 28 改新政治 屋島城 城山城 二 讃岐の律令制 32 讃岐国の成立 国司と国府 郡と郷 第二節 刈田郡条里・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 一 讃岐の条里 35 5 6 条里制の施行 二 農業と村落 37 財田川流域の開拓 古代一ノ谷のため池群 三 調・庸と交通 40 税と特産品 南海道と柞田駅 第三節 讃岐の荘園・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43 一 国司と庶民 43 国司 紀夏井 菅原道真 二 荘園の成立 45 封戸と初期荘園 寄進地系荘園 第四節 仏教伝来と文化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 一 讃岐と仏教 48 讃岐の古代寺院 観音寺近辺の古代寺院 平安仏教と讃岐の名僧 二 讃岐の文化 52 讃岐文人の活躍 美術工芸 第三章 中世 武士の社会と讃岐国 第一節 鎌倉幕府と讃岐・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58 一 源平の争乱 58 屋島の合戦 源平合戦と観音寺 二 鎌倉幕府の讃岐支配 60 讃岐守護 幕府勢力の拡大 西讃の地頭 村の景観と階層 三 岩清水八幡宮領本山荘 65 九条道家と讃岐国 本山荘寄進 本山寺と五所権現 四 荘園立荘と荘園・公領の変質 68 日吉社領柞田荘 荘園領主と在地支配者 院御領高屋郷 第二節 守護支配と讃岐国人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71 一 細川氏の讃岐統治 71 細川氏と讃岐国 財田城の攻防 守護細川氏の讃岐支配 両守護代制 二 武士の荘園支配 75 細川氏と讃岐国人 代官請負 仁尾浦神人と代官香西氏 三 室町中期の三野・豊田郡 78 香川氏と三野・豊田郡 第三節 讃岐の戦国・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80 一 応仁の乱と讃岐国人 80 讃岐国人の活躍 三好氏の讃岐侵入と衰退 二 戦国の争乱 84 7 8 長宗我部氏の四国制覇 秀吉の四国平定と讃岐 第四節 中世の産業の発達・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・91 一 農業生産の進展 91 米作り等の進歩 二 商工業の発達 93 職人と定住 市と座(観音寺下市・上市・室本のこうじ) 第四章 近世 藩政社会と郷土 第一節 生駒氏統治期と一ノ谷地域・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・96 一 生駒氏の讃岐入国 96 讃岐領主の交代 生駒氏の入国 検地・検見 免と小物成 一ノ谷地域の知行侍 中田井村の香川氏 二 一ノ谷池の築立 108 寛永三年の讃岐大干ばつ 西嶋八兵衛の来讃 一ノ谷池の築立 篠原主殿と新田開発 霞堤と荒井用水 三 生駒藩の改易 121 生駒家騒動 第二節 丸亀藩の政治・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・124 一 藩主の交代 124 山崎氏の入封 京極氏の入封 京極多度津藩 二 農村政策 129 藩の統治 農村の統制 庄屋百姓心得 検地と農民 吉岡村の検地 御用銀賦課 藩札の発行 三 村の組織と庶民の統制 139 庄屋と五人組 吉岡村五人組合帳 一ノ谷の庄屋職 往来手形 宗門改 諸調査並びに諸注意 第三節 村の農業と水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・144 一 干ばつとため池 144 干ばつとため池築造 一ノ谷池決壊 西讃のため池築造 二 米作りと水利の慣行 146 水利慣行 用水路掘浚え 三 干ばつと農民 147 荒井用水路川浚お願書 中田井村の雨乞い 高畑出水 池水分け江藤本村の水論 第四節 百姓一揆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・156 一 西讃寛延一揆 156 百姓の生活惨状 寛延の百姓一揆 9 10 二 村方騒動 167 近世後期の村方 小作騒動 逃散 第五節 農家の暮らし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・170 一 農民の暮らし 170 庶民の衣食住 祭礼と娯楽 農村の災害 宗教と信仰 年中行事 二 庶民と交通 182 村周辺の街道 生活の道 第六節 幕藩体制の動揺・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・184 一 丸亀・多度津藩の改革 184 丸亀藩の安政改革 讃岐三白での対応 多度津藩の諸改革 軍備強化 二 国内政治の混乱 188 異国船の出現 観音寺有明浜に御台場築立 ええじゃないか 第五章 近代 村の誕生と近代化 第一節 明治初期の郷土・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・196 一 明治維新期 196 戊辰戦争と讃岐の藩 版籍奉還 血盟団と赤心報国党 香川鉄巌 二 明治新政と農民 202 神仏分離 学制頒布 徴兵令 西讃竹槍騒動 三 香川県の成立 206 廃藩置県 香川県誕生の屈折 県政の発足 第二節 一ノ谷村の誕生・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・210 一 新地方制度の変転 210 大区小区制 戸長制 村連合役場 二 一ノ谷村の発足 215 町村合併 一ノ谷村の誕生 村の概要 村長と村議会 第三節 明治期の産業の進展・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・227 一 農地の変動 227 地租改正 地券 地押丈量と地価調査 小作農家の増加 米穀検査制度 農地と水利 二 農業の進歩 236 明治初期の農業 農業用機械の歩み 三 村の商業 237 新貨幣制度 村内の商業 西讃地区の製糖 酒造業の操業 四 交通・通信 242 11 12 郵便・電信 村の道路 第四節 教育の普及・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・245 一 初期小学校の設置 245 明治初期の小学校 古川尋常小学校 二 村立小学校の拡充 249 一ノ谷村発足と校舎建築 一ノ谷尋常小学校創立 小学校教育の拡充 組合立本山高等小学校 学校行事 三 中等教育 253 中等学校設立 第五節 日清戦争・日露戦争と村民・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・257 一 戦時の状況 257 日清戦争 軍備の拡張 日露戦争 二 戦争の財政負担 262 祖税の増徴 村財政の再建策 第六節 大正・昭和初期への進展・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・264 一 村の文明化 264 交通機関の出現 電灯がつく 二 農業の改良 267 農業用機械 農事試験場 農会 牛市場 三 村の商工業 274 村の商店 村の工場 四 村有林 277 村共有野山 村有林の植林・管理 五 農民運動 281 米騒動 農民組合 小作争議 一ノ谷村の小作争議 六 昭和恐慌・海外移住 287 農村不況 南米移住 国策満州移民 七 学校教育の拡充 290 小学校に高等科設置 昭和初期の高等科バレーボール 実業中等学校創立 奉安殿竣工 青年学校 八 村の衛生対策 296 衛生状態 避病院設置 九 村の災害と復旧 298 財田川堤防の決壊 一ノ谷池堤防決壊 第七節 村民のくらし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・303 一 農家の生計 303 地主と小作農 米麦二毛作 副業・出稼 養蚕・養鶏 二 農家の生活 310 13 14 半自給自足的衣食住 三 民俗と娯楽 313 年中行事 冠婚葬祭 村人の娯楽 第八節 村の神社・庵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・324 一 人々と氏神社 324 氏神社 神社の建物 二 一ノ谷村の村社 326 天神社 荒魂神社 五柱神社 祇園神社 吉岡八幡宮 三 庵と地蔵 333 相ノ谷庵 梅月庵 毘沙門堂 一ノ谷小池地蔵 堂床(どうしょう)の庵 古川庵 六辻地蔵尊 江藤庵 本大の地蔵 毘沙門堂 土居の庵 原坂の石地蔵 阿弥陀堂 第九節 日中・太平洋戦争下の村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・341 一 日中戦争 341 初期の戦局と一ノ谷村 戦死の悲報と旗行列 戦争長期化 国家総動員 生活の統制 戦時下の小学校・国民学校 二 太平洋戦争 350 戦局の推移と村 根こそぎ動員 戦時下の生活 空襲・敗戦 一ノ谷村の戦没者 第六章 現代 戦後の地域の発展 第一節 終戦直後の一ノ谷・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・360 一 占領下の社会 360 社会集団の解体 戦争指導者の追放 農地改革 二 インフレと災害 363 物価高と村民の生活 台風・地震 三 村民の文化活動 366 青年と演劇 四 民主主義の台頭 367 人権尊重 婦人参政権 各種選挙 第二節 村政から市政へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・371 一 戦後の村政 371 終戦処理 学校建設問題 村議会 二 観音寺市・一ノ谷村の合併 373 合併の動き 観音寺市との合併 三 市政の発展と一ノ谷 375 市政と施設の充実 15 16 第三節 農業の変ぼう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・377 一 農地解放・米麦の供出 377 農地改革 農地の交換分合 食糧危機時の供出 二 水利・防災の事業 380 一ノ谷池改修 池の管理運営 香川用水 一ノ谷川改修 財田川の利水・治水 三 農業の機械化 385 牛耕から動力耕耘機へ 四 農業構造改善事業 387 構造改善事業 農作物と畜産の消長 圃場整備 五 地域の農業 389 農家経営の変化 米の生産調整 地域の農産物 第四節 商工業の進展・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・392 一 一ノ谷地区内の工業 392 在来工場の近代化 高度成長期の工場 新しい工場 二 商業の変遷と発展 395 終戦後の商店 商店街の繁栄 スーパーの出現 地域内の店舗 第五節 交通通信等の発達・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・399 一 道路の発達 399 地区内の道路整備 国道11号線開通 四国横断自動車道 二 郵便と電話 403 一ノ谷管轄の郵便局 電話の普及 携帯電話・インターネット 三 上水道敷設 405 井戸水の生活 市上水道拡張の経過 第六節 戦後の教育・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・408 一 教育基本法の制定 408 新教育指針 教育刷新委員会 二 小学校 409 一ノ谷村立一ノ谷小学校 観音寺市立一ノ谷小学校 三 中学校 414 一ノ谷村立一ノ谷中学校 三豊郡中部五か村立三豊中学校 三豊郡山本町・観音寺市学校組合立三豊中学校 四 幼稚園・保育所 419 幼稚園 保育所 五 教育委員会 424 組織と変遷 六 社会教育 426 公民館活動 老人会 婦人会 17