1975年(昭和50) ~ (72K)


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底本の書名   香川県史 別編Ⅱ 年表    
  底本の編者   香川県
 底本の発行者  香川県
  底本の発行日  平成三年三月二十日
入力者名    渡辺浩三
校正者名    渡辺美智子
入力に関する注記
    ・文字コードにない文字は『大漢和辞典』(諸橋轍次著 大修館書店刊)の
     文字番号を付した。
    ・JISコード第1・2水準にない旧字は新字におきかえて(#「□」は旧字)
     と表記した。

登録日  2003年10月2日
      


1975 (昭和50年)
 政治・経済
  1・19 観音寺市長選挙を執行.加藤義和が当選(香川県議会史)
  2・4 多度津町西港町で多度津臨海鉄工団地の落成式を挙行(悠久の今)
  3・6 県議会が「香川用水事業にかかる農家負担の軽減方について」(提出者・安
      徳重義)の請願書を受理,採択(香川県議会会議録)
  3・14 香川県自然環境保全等基本方針を公表(香川県環境白書)
  3・18 50年度市町別稲作転換目標数量を決定(50年世界農業センサス)
  3・24 香川県産業廃棄物処理計画を策定(香川県環境白書)
  3・25 香川県消費者保護条例を公布(4月1日施行)(香川県報)
  3・26 小豆郡池田町の殿川ダム(貯水量69万トン)が完成(月刊香川)
  3・27 吉野川水系水利利用連絡協議会が設立(香川の歩み)
  3・28 長尾町の前山ダム(貯水量213万トン)が完成(月刊香川)
  3・29 徳島県池田町の池田ダム(貯水量1265万トン)が完成(四国新聞)
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  4・1 県が機構改革.知事公室を設置,総務部に広聴広報・学事文書・職員課を,
      民生部に老人福祉課を,経済労働部に経営指導課を,土木部に土木用地課を
      新設(香川の歩み)
  4・1 香川県工場設置奨励条例(昭和35年施行)を廃止(香川県報)
  4・1 県が文化功労者年金条例を施行.被表彰者には終身10万円の年金を支給(香
      川県報)
  4・13 県議会議員選挙を執行.定員44人・立候補70人・投票率80,11パーセント.
      党派別当選者数.自民党28・社会党11・公明党1・無所属4(香川県議会
      史)
  4・27 高松市長選挙を執行.脇信男が再選(香川県議会史)
  4・27 丸亀市長選挙を執行.掘家重俊が4選(香川県議会史)
  4・- 高松市郷東町に県工業技術センターが開所(月刊香川)
  5・1 丸亀港が貿易港として開港(四国新聞)
  5・1 県議会に医科大学特別委員会を設置.関係方面への陳情・現地視察等を開始
      (香川県議会史)
  5・6 第47代県議会議長に小磯治芳が就任(香川県議会要覧)
  5・21 全国農業協同組合中央会会長宮脇朝男が辞任(高松市史年表)
  5・27 知事の訪問対話開始(第1回小豆地区)(悠久の今)
  5・30 県が初の県政モニター120人を委嘱(月刊香川)
  5・- 丸亀臨海工業団地(184ヘクタール)の造成が完了(四国新聞)
  6・9 第1回県政懇談会を高松市役所で開催(月刊香川)
  6・11 香川用水事業の農業用水の通水スタート(本格的通水の開始)(月刊香川)
  6・26 坂出市長選挙を執行.番正辰雄が
-512-
      再選(香川県議会史)
  7・3 県庁会議室で,農業経営士と青年農業士の初の認定授与式挙行(悠久の今)
  7・13 県農協会館で要求米価実現の農協代表者大会を開催〈四国新聞)
  7・15 農村青年建設隊の結成式を国分寺町の県青年センターで開催(男子23回目
      ・女子22回目)(月刊香川)
  7・23 松浦薫死去(71)元衆議院議員(続・讃岐人名辞書)
  8・5 県瀬戸大橋架設協議会が高松市の県銀行協会で開かれ,会長に綾田整治を選
      ぶ(月刊香川)
  8・5 合田健吉死去(78)元貴族院議員(続・讃岐人名辞書)
  8・9 詫間町が町の木として「松」を,町の花として「菊」を指定(四国新聞)
  8・15 政府が,本州四国連絡橋を1ルートとし,瀬戸大橋(児島・坂出)の早期完
      成で合意(四国新聞)
  8・16 県が県民福祉総合計画協議会を設置.第1回会合を高松市内で開催(月刊香
      川)
  8・31 瀬戸大橋架橋に伴う漁業補償交渉が塩飽4漁協との間で妥結(四国新聞)
  9・1 県が県事務所・県税事務所に地区県民相談室を開設(香川の歩み)
  10・1 県が医科大学誘致準備室を設置(香川の歩み)
  10・20 地下水利用対策協議会が発足(高松地域の地下水源の合理的な利用を推進す
      るため)(月刊香川)
  11・10 高松市番町に香川用水記念館が完成(月刊香川)
  11・12 大野原町五郷で.広域基幹林道五郷・財田線の起工式(悠久の今)
  11・22 光洋精工引田工場(引田町)が操業開始(四国新聞)
  11・28 波止浜造船多度津工場が,多度津町の臨海工業地帯に完成(四国新聞)
-513-
  12・- 本県の基幹的農業従業者数は5万8582人で,この5年間に人口は3万2923
      人減.60歳以上の老齢化率は34パーセントで同6,1パーセント増(香川県
      農業史)
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 社会・文化
  1・13 政府が岡山県庁内に三菱石油水島重油流出事故現地対策本部を設置(香川の
      歩み)
  1・17 松田栄(元高松女子商高校長)玉置鷹彦(香川大学教授・農業土木)伊賀彰
      三(漆芸)に第15回四国新聞文化賞(四国新聞百年史)
  1・- 漆工芸の現代化に貢献した明石聖一が山陽新聞賞受賞(山陽新聞)
  2・6 本四連絡橋公団が番の州沖で掘削試験工事第1回海中爆破試験を実施(香川
      の歩み)
  2・- 文化庁などの補助で,築城以来初めて玉藻城中掘の掘ざらえを実施(四国新
      聞)
  3・6 第10回香川菊池寛賞に南四郎の戯曲「天神弥市郎覚え書」が受賞(高松百
      年史)
  3・8 遊佐正憲死去(60)ロサンゼルス・ベルリンの両オリンピック水泳800メー
      トルリレーで優勝(続・讃岐人名辞書)
  3・10 屋島山頂グラウンドで,全国の県木47本を集めて「県木園」の植樹祭を開
      催(四国新聞)
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  3・11 現存日本最古の劇場で国の重文指定の金丸座(琴平町)復元工事の立柱式(四
      国新聞)
  3・29 「香川の医療をよくする県民連絡会議」が結成(香川県総評三○周年史)
  3・31 「高瀬町誌」刊行(高瀬町誌)
  4・1 県中央生活センターに「くらしの110番」電話が設置(月刊香川)
  4・1 香川大学教育学部に付属養護学校が設置(香川大学教育学部百年のあゆみ)
  4・1 高松市松島町の県合同庁舎内に,交通管制センターが開設(月刊香川)
  4・1 「満濃町史」刊行(満濃町史)
  4・9 国道11号高松南バイパス(高松市栗林町・坂出市府中町間11,9キロ)が開
      通(四国新聞)
  4・19 重度心身障害児の養護授産施設づくりを目指す「香川たんぽぽの会」発会式
      を高松市民文化センターで開催(月刊香川)
  4・- 香川創作選集を出す会(善通寺市)発足.事業として「香川創作選集」を刊
      行(香川県芸術文化年鑑)
  5・1 県立図書館に郷土資料室開室(教育年報)
  5・1 四国横断自動車道建設につき日本道路公団善通寺工事事務所が設置(四国横
      断自動車道)
  5・2 高松市田村町に重度身体障害者療護施設「たまも園」が開園(四国新聞)
  5・5 県民の憩いの場として「五色台つどいの家」が,高松市亀水町にオープン(月
      刊香川)
  5・7 水島重油流出事故をめぐる香川・徳島・兵庫の3県漁連と三菱石油との補償
      交渉が妥結.県庁会議室で調印(月刊香川)
-512-
  5・10 県が大気汚染緊急対策要綱を施行(四国新聞)
  5・26 県消費者問題懇談会を設置(香川の歩み)
  6・18 寒川町に県下初の盲老人ホームが完成(月刊香川)
  6・23 第3回壷井栄賞に三浦和也(二生小)の作品「たこなわ」が受賞(壷井栄顕
      彰会資料)
  7・6 県立屋島少年自然の家が開館(四国新聞)
  7・12 坂出市番の州公園に,県で初めての試みである家族用プールが完成(月刊香
      川)
  7・15 府中ダムにゴミ収集船「あやかわ」を配置.湖水の浄化が目的(月刊香川)
  7・19 第4回香川県「訪ソ青年の船」の壮行会を高松市の総合会館で開催.一行は27
      日敦賀港を出発,2週間ソ連に滞在(月刊香川)
  7・24 久保井信夫死去(70)歌人.「多磨」創刊に参画.次いで「形成」創刊に加
      わる.香川会機関誌を発行,歌集「薔薇園」で日本歌人クラブ賞受賞(続・
      讃岐人名辞書)
  8・1 岡山・香川両県が共同で光化学スモッグ調査を実施(香川県環境白書)
  8・22 台風6号が来襲.東讃地方を中心に豪雨による被害総額93億円(月刊香川)
  10・4 第17回体力作り運動推進全国大会が,高松市民文化センター・屋島陸上競
      技場など11会場で開催(~6日)(月刊香川)
  10・13 高松地方気象台が,大気汚染気象センターを設置(四国新聞)
  10・24 県教育委員会が「香川県同和教育基本方針」を制定(高同研)
  10・25 弁護士矢野伊吉が「財田川暗黒
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      裁判」を刊行(財田川暗黒裁判)
  11・3 50年度県文化功労者として坂田勲(天然記念物)八代田貫一郎(植物)を
      表彰(香川の歩み)
  11・13 19時10分ごろ多度津町を中心に,イン石落下が原因と見られる発光現象と
      音響.落下地点は同町高見島付近と推定される(香川県大百科事典)
  11・20 県下全域で初めて「ノーカーデー」を設定し実施(月刊香川)
  この年 県人口96万1292人,世帯数27万0121戸(香川県人口移動調査報告)

1976 (昭和51年)
 政治・経済
  1・19 香川県流域下水道総合計画策定委員会を設置(香川県環境白書)
  2・17 香川県地域公害防止計画が閣議決定(50年度から5か年計画で公園・下水
      道等を整備,総経費800億円)(香川の歩み)
  3・17 県農協中央会が米需要拡大県推進本部の設置を決定(四国新聞)
  3・29 51年度を初年度とする中期5か年計画としての「県民福祉総合計画」を最
      終決定(香川の歩み)
  3・31 瀬戸大橋架橋に伴う漁業補償交渉のうち,与島漁協との交渉が妥結し,関連
      する1県漁連33漁協のすべての交渉が解決(四国新聞)
  4・14 香川用水の試験通水を開始(四国新聞)
  6・1 香川県四国横断自動車道対策事務所を善通寺市に設置(四国横断自動車道)
  6・1 丸亀市昭和町に四国一の下水処理施設完成(香川県環境白書)
  6・1 瀬戸大橋の着工を前に県と本四連絡橋公団が,地元坂出市で現地説明会を開
      催(~2日)(悠久の今)
  6・21 県が悪性関節リューマチを特定疾患(難病)に加え,単独県費で治療研究
-514-
      を決定(香川の歩み)
  7・2 右翼団体員が会議中の県議会総務委員会に乱入(香川県警察史)
  7・10 県議会で「小豆島の水資源開発事業の財政援助について」(提出者・大森包
      博)の陳情書を受理,採択(香川県議会会議録)
  7・10 県議会で「新高松空港の建設推進について」(提案者・綾田整治)の請願書
      を受理,採択(香川県議会会議録)
  7・14 政府,石油コンビナート等災害防止法の特別防災地区として坂出市番の州を
      決定(四国地方電気事業史年表)
  7・16 県総評が主催して「電気料金値上げ反対」総決起集会を開催(香川県総評三
      ○周年史)
  7・18 三豊地区広域市町村振興事務組合運営の三豊総合運動公園陸上競技場建設工
      事が完了(香川の歩み)
  9・14 台風17号による豪雨災害対策のため,県議会に災害対策特別委員会を設置
      (香川の歩み)
  9・18 瀬戸大橋架橋対応上の共通点について連絡協調を図るため,高松・坂出両市
      で構成の連絡協議会が発足(高松市史年表)
  9・- 県営大規模老朽のため池事業の鵜の池(綾南町)改修工事が完成(香川の土
      地改良)
  10・1 政府が新高松空港建設計画を第3次空港整備5か年計画の一般空港整備第2
      種空港関係分として正式に組み入れ(悠久の今)
  10・7 県議会が台風17号に関し「激甚災害対策特別緊急事業の早期実施に関する
      意見書」を可決(香川県議会史)
  10・21 県土保全対策調査研究会の初会合が高松市の労働会館で開催(香川の歩み)
  10・23 丸亀市企業団地造成工事が完成.同市旧土器塩田の同団地内運動公園で完
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      工式(香川の歩み)
  11・15 香川用水に付帯の丸亀市川西支線の工事が始まる(仲多度の土地改良)
  11・25 高松市長が高松市営中央球場のある中央公園は都市公園として本来の姿に整
      備し,球場を適当な場所へ移転するよう知事に要望(高松市史年表)
  12・5 第34回衆議院議員選挙を執行.当選者(1区)木村武千代・成田知巳・藤
      本孝雄(2区)大平正芳・加藤常太郎・久保等(せんきょの記録)
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 社会・文化
  1・1 「国分寺町史」刊行(国分寺町史)
  1・10 香川県文化財保護審議会発足(教育年報)
  1・22 三原スエ(瀬戸青少年会館理事長)太田儔(漆芸)県土木部建築課が第16
      回四国新聞文化賞受賞(四国新聞百年史)
  1・- 書道芸術に尽くした鴨居道が山陽新聞賞受賞(山陽新聞)
  2・20 史跡高松城跡の中掘・内掘の浚渫工事が完了(高松市史年表)
  2・26 香川県漆器(蒟醤・存清・彫漆・後藤塗・象谷塗)が国から伝統的工芸品に
      指定(月刊香川)
  3・23 県が次のものを自然記念物に指定.誉田八幡社叢(引田町)郷照寺ホルトの
      木(宇多津町)葛原八幡社叢(多度津町)大宮神社社叢(満濃町)小松尾寺
      のカヤ(山本町)二宮のネズ(高瀬町)雨宮神社社叢(財田町)厳島神社の
      タブ樹林(財田町)若宮神社のイブキ(善通寺市)小蓑熊野神社社叢(三木
      町)田井天神神社社叢(土庄町)小蓑の虹の滝(三木町)塩江の和泉層群基
      底礫岩(塩江町)木戸の馬蹄石(琴南町)(香川県報)
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  3・6 第11回香川菊池寛賞に西村忠臣の小説「覇王」が受賞(高松百年史)
  3・11 県道小豆島循環線の灘山バイパスが完成し.供用開始(悠久の今)
  3・26 文化財保護審議会が小豆郡池田町亀山八幡宮の「池田の桟敷」を重要有形民
      俗文化財に,仲南町佐文の「綾子踊」を重要無形民俗文化財に指定を答申(香
      川の歩み)
  4・2 四国横断自動車道,善通寺・川之江間の工事実施計画書が認可.4月8日同
      区間の路線発表(四国横断自動車道)
  4・20 県が母子家庭介護人派遣事業及び在宅精神薄弱児(者)療育相談促進事業に
      着手(香川の歩み)
  4・27 琴平町の国指定重要文化財の金丸座(旧金毘羅大芝居)の移転・復元工事が
      完工(四国新聞)
  5・10 県が公害研究センター中央監視局で,大気汚染常時監視テレメーター装置始
      動式を挙行(香川の歩み)
  5・24 本州四国連絡橋公団坂出工事事務所が,番の州県有地で岩盤の地耐力テスト
      を開始(月刊香川)
  6・3 県文化財保護審議会が山本町の大興寺蔵「木造金剛力士立像」など5点を県
      文化財に指定を県教委に答申(香川の歩み)
  6・8 瀬戸大橋関係島嶼部における埋蔵文化財予備調査を開始(四国新聞)
  6・22 高松市の上水道発祥の地といわれる瓦町「大井戸」の保存工事が完成(四国
      新聞)
  6・23 第4回壷井栄賞(部門制を廃し,小・中学校を1本化)に大西宏子(光洋中)
      の作品「あねさん」が受賞(壷井栄顕彰会資料)
  6・30 「綾歌町史」刊行(綾歌町史)
  8・1 コトデン志度線の松島2丁目駅
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      付近で上下電車が正面衝突し,乗客221人が重軽傷(四国新聞)
  8・5 本州四国連絡橋公団が,瀬戸大橋の建設に伴う国鉄本四備讃線の四国側ルー
      トを決定(香川の歩み)
  8・18 香川アルペンスポーツ少年団遠征隊が,日本人中学高校生初のアルプス最高
      峰モンブラン(4807メートル)の登頂に成功(香川の歩み)
  9・11 台風17号により小豆島・東讃地域を中心に集中豪雨被害が発生.死者・行
      方不明50人,家屋の全半壊574世帯,被害総額559億5000万円(香川の歩
      み)
  9・21 県自然環境保全審議会が,県緑地環境保全地域に七宝山(豊中町)など3か
      所,県自然記念物に塩江の不動の滝など2件の指定を知事に答申(香川の歩
      み)
  10・2 本州四国連絡橋公団が,坂出市番の州で耐震設計資料とする振動試験を開始
      (香川の歩み)
  10・18 薬物乱用対策推進本部の第1回会議を県庁で開催(悠久の今)
  11・3 51年度県文化功労者として大西林次(文化振興)河西新太郎(文芸)を表
      彰(香川の歩み)
  11・9 国鉄高徳本線の高松市宮脇町石清尾トンネル東口から御坊川西堤防間(2,5
      キロ)の連続立体交差工事が完成(悠久の今)
  11・30 石油コンビナート等防災本部が初会合(悠久の今)
  12・22 香川医科大学設置協力会設立総会を香川用水記念館で開催(香川の歩み)
  この年 県人口97万0237人,世帯数27万4327戸(香川県人口移動調査報告)

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1977 (昭和52年)
 政治・経済
  1・1 綾南町の町の木及び花として「梅」を指定(四国新聞)
  1・10 通産省のサンシャイン計画による太陽熱発電プラント建設工事が仁尾町の塩
      田跡地に決定(香川のあゆみ)
  1・29 四国電力伊方原子力発電所1号炉が初臨界に到達.9月30日に営業運転を
      開始(香川の歩み)
  2・10 成田知巳が日本社会党委員長に6選(香川の歩み)
  2・12 香川2区選出の元衆議院議員福田繁芳が死去(72)当選7回(四国新聞)
  3・30 県が石油コンビナート等防災計画を策定(香川の歩み)
  4・1 県が組織機構を改革.瀬戸大橋対策事務所・四国横断自動車道対策本部・空
      港対策室・砂防課を新設(香川の歩み)
  4・1 県が小売商業活動調査要綱を制定(香川県報)
  4・26 政府が,本州四国連絡橋の当面早期完成を図るルートとして道路・鉄道併用
      橋の瀬戸大橋(児島・坂出ルート)を内定し,早急に環境影響評価などを進
      めることを決める(四国新聞)
  4・- 琴平町榎井に県立農業大学校開役(香川県農業大学校要覧)
  5・10 高松市丸ノ内に高松法務合同庁舎の建築工事が完成(四国新聞)
  6・3 四国横断自動車道対策協議会が発足(関係2市5町)(四国横断自動車道)
  6・9 県が農作物奨励品種として小麦(セトコムギ)水稲(コシヒカリ)を選定
      (香川県報)
  7・1 県が中小企業種別振興計画を策定(香川の歩み)
  7・1 県が老人居室整備資金融資事業及び老人ホーム在宅老人交流事業が発足(香
      川め歩み)
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  7・10 第11回参議院地方区選出議員選挙を執行,真鍋賢二が当選(せんきょの記
      録)
  7・18 四国横断自動車道周辺地域影響調査報告書の概要について県議会土木委員会
      で説明(四国横断自動車道)
  7・20 環境庁が「児島・坂出ルート本州四国連絡橋事業の実施に係る環境影響評価
      基本指針」を本四公団に示すとともに,岡山・香川両県に対し協力を要請
      (瀬戸大横のあらまし)
  8・12 県が「県章」を決定(採用作品は高橋一夫,応募総数2630点・10月1日正
      式制定)(四国新聞)
  8・22 瀬戸内海沿岸11府県知事・3市長による瀬戸内海環境保全知事・市長会議
      を関西汽船こはく丸船上で開き,瀬戸内海環境科学総合研究所の設置要望等
      を決める(月刊香川)
  9・6 多度津町議会が原子力工学試験センターの多度津工学試験所の誘致を正式決
      定(香川の歩み)
  9・17 県議会が「赤潮被害対策について」(提案者・磯渕良男)の意見書を受理・
      採択(香川県議会会議録〉
  9・22 高松市勅使町に四国一の規模の高松南郵便局が完成.26日開局(高松百年
      史)
  9・24 第48代県議会議長に五所野尾基彦が就任(県議会要覧)
  10・7 県議会が「同和対策事業特別措置法の期限延長に関する意見書」を可決(香
      川県議会史)
  10・7 部落解放県共闘会議が結成(香川県総評三○周年史)
  11・4 第3次全国総合開発計画が閣議決定されたことで,瀬戸大橋(児島・坂出
      ルート)が当面早期完成を図る1ルートとして正式決定(広報香川)
  11・19 本四公団が知事に瀬戸大橋(児島・坂出ルート)環境影響評価書案を提出,

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      11月22日県内5か所で縦覧を開始(瀬戸大橋のあらまし)
  11・22 県が水田利用再編対策協議会を設置(香川の歩み)
  11・24 丸亀市旧土器塩田跡の工業団地に進出の27企業が工場建設起工式を挙行
      (香川の歩み)
  12・5 県土保全対策調査研究会が最終報告書を知事に提出(香川の歩み)
  12・9 波止浜造船多度津工場が松山地裁に会社更生法の適用を申請(悠久の今)
  12・11 高松市中央卸売市場青果棟が完成.業務の開始は53年1月17日から(広報
      香川)
  12・12 県が中小企業不況緊急対策本部を設置(香川の歩み)
  12・13 県議会が「新宇多津都市(仮称)の建設促進について」(提出者・宇多津町
      長平田次郎)の請願書受理・採択(香川県議会会議録)
  12・19 県議会が「波止浜造船関連企業に対する救済措置について」(提出者・多度
      津町長高島準一)の陳情書を受理・採択(香川県議会会議録)
  12・22 県議会が「三豊海域の環境保全対策について」(提出者・三豊漁連伊勢篤)
      の陳情書を受理・採択(香川県議会会議録)
  12・- 大羽毛池(綾上町)改修及び萱原用水導水路建設工事が完成(香川の土地改
      良)
-516-
 社会・文化
  1・14 県立津田病院の全面改築工事が完成.移転(香川の歩み)
  1・22 県立白鳥病院の全面改築工事が完成,移転(香川の歩み)
  1・24 緒方益圀(県音楽協会会長)合田丁字路(俳人)吉村静枝(坂出育愛館長)
      が第17回四国新聞文化賞受賞(四国新聞百年史)
  1・- 書道史研究と地域書道の研究に尽くした藤原茂(鶴来)が山陽新聞賞受賞(山
      陽新聞)
  2・23 直島町で地蔵山の雑木林から出火,145ヘクタールが焼失(香川の歩み)
  3・6 第12回香川菊池寛賞に川田雅美の小説「白い花のように」が受賞(高松百
      年史)
  3・25 県文化財保護審議会が,綾南・綾上両町の「滝宮念仏踊」を重要無形民俗文
      化財に,瀬戸内海歴史民俗資料館所蔵の瀬戸内海周辺地域の漁撈用具を有形
      民俗文化財に指定するよう文化庁長官に答申(四国新聞)
  3・26 県自然環境保全審議会が,県自然環境保全地域として藤尾神社(高松市)社
      叢など4か所を,、自然記念物として冠纓神社(香南町)社叢など2件の指
      定を知事に答申(香川の歩み)
  3・26 文化財保護審議会が喜兵衛島(直島町)を国の史跡に指定するよう文化庁長
      官に答申(香川の歩み)
  3・31 直島地域に大気汚染監視テレメーター装置を設置(香川県環境白書)
  4・1 高松市浜ノ町に大的場健康体育センター屋内水泳プールが完成,使用開始.
      5月25日全面開所(香川の歩み)
  4・1 県立高松西高等学校が鬼無町に新設,開校(高松百年史)
  4・12 公害防止事業団造成の番の州運
-517-
      動公園が完成(四国新聞)
  4・13 県教育長が県立学校長会で,現職教諭は学習塾にはかかわらず家庭教師も自
      粛するよう指示(香川県議会史)
  4・29 坂出市沙弥島に作家中河与一の「愛恋無限」文学碑建立(坂出市史年表)
  4・- 香川東部養護学校が新設(高松百年史)
  5・2 丸亀市本島町の塩飽勤番所解体修理復元工事が完工(香川の歩み)
  6・2 柏原覚太郎死去(76)洋画家・行動美術協会を創設(続・讃岐人名辞書)
  6・23 第5回壷井栄賞に高橋美香(大野原小)の作品「益子いつまでも生きてね」
      が受賞(壷井栄顕彰会資料)
  6・24 県文化財保護審議会が,金刀比羅宮奉納模型「麦菱垣廻船金毘羅丸」など6
      点を,県指定文化財に指定するよう県教育委員会に答申(四国新聞)
  7・15 県と県観光協会が県観光情報センターを設置(香川の歩み)
  7・24 第17回県中学総体陸上競技の100メートル障害競争で岡宏彰(玉藻中)が13
      秒0の全国中学新記録を,100メートル競争で藤田祐(同)が10秒9の全
      国中学タイ記録を樹立(四国新聞)
  7・26 県が綾南町の親子獅子舞を無形民俗文化財に指定(香川県報)
  7・31 「善通寺市史1」刊行(善通寺市史)
  8・12 県自然環境保全審議会が石清水八幡宮(白鳥町)社叢など3件を自然記念物
      に指定するよう知事に答申(香川の歩み)
  8・19 引田町沖に赤潮が発生.ハマチのへい死約172万1000匹,推定被害額14億
      7805万円と発表(~9月6日)(香川の歩み)
  8・27 山田兼松死去(74)昭和3年ア
-518-
      ムステルダムでの第9回オリンピックマラソンで4位入賞(続・讃岐人名辞
      書)
  10・13 県赤潮対策協議会が県庁で初会合(香川の歩み)
  10・30 第1回県民ラリー(歩け歩け大会)(教育年報)
  11・1 瀬戸大橋架橋工事に伴う埋蔵文化財発掘調査開始(教育年報)
  11・3 52年度県文化功労者として鴨居道(書道)武田明(民俗学)を表彰(香川
      の歩み)
  11・7 死刑囚に再審の門が開かれるかどうか注目の「財田川事件再審請求」の第1
      回やり直し審理が開始(四国新聞)
  11・10 現代の名工100人の一人に,本県から造園60年の多田満(74)が選ばれる
      (広報香川)
  11・23 高松市の玉藻公園で第1回「ふるさとのつどい」が開かれ.約6000人が参
      加(広報香川)
  11・25 第20回有線放送アナウンスコンクール全国大会で,県代表の菰渕美代子が
      全国一に(広報香川)
  11・28 本州四国連絡橋公団が環境影響評価の現地説明会を開催(香川の歩み)
  12・3 四国横断自動車道建設につき,豊浜町箕浦地区ほか4地区で本県初の事業説
      明に入る(四国横断自動車道)
  12・9 文化財保護審議会の答申により,天霧城跡が国の史跡に指定(広報香川)
  12・13 県・坂出市・宇多津町が瀬戸大橋環境問題連絡協議会を設置(香川の歩み)
  12・29 瀬戸大橋環境問題連絡協議会が開催され,櫃石島・岩黒島・与島・宇多津・
      坂出西部・川津の各地区の代表からの意見を聴聞(四国新聞)
-519-
  この年 県人口97万9470人,世帯数27万8566戸(香川県人口移動調査報告)

1978 (昭和53年)
 政治・経済
  1・23 本四公団こ対し,知事が瀬戸大橋(児島・坂出ルート)環境影響評価書案に
      対する意見書を提出(四国新聞)
  2・17 県議会高松空港整備促進特別委員会で生島沖に対し香南地区を予備地とする
      ことを了承.調査を開始(広報香川)
  2・23 高瀬町に県内初の農村環境改善センターが完成(悠久の今)
  3・20 県議会が「日ソ漁業協力協定の早期締結に関する要望決議案」を可決(香川
      県議会史)
  3・25 県議会全員協議会で新空港候補地を含め水産資源の保全にかかる影響調査の
      結果を報告(広報香川)
  3・27 本四公団に対し,環境庁長官が瀬戸大橋(児島・坂出ルート)環境影響評価
      書案に対する意見書を提出(瀬戸大橋のあらまし)
  4・23 善通寺市長選挙を執行.平尾勘市が4選(香川県議会史)
  4・26 春闘第3波統一ストで県下の国鉄・私鉄が全面ストップ(悠久の今)
  5・2 宮脇朝男死去(65)全国農協中央会々長(続・讃岐人名辞書)
  5・4 本四公団が瀬戸大橋(児島・坂出ルート)環境影響評価書を公表し,関係機
      関等に送付(瀬戸大橋のあらまし)
  5・16 県魚類養殖赤潮対策本部が発足(四国新聞)
  5・30 この日を「消費者の日」に決定.高松市内の3会場で,暮らしを考える消費
      者のつどいを開催(悠久の今)
  6・11 白鳥町の宮奥池に香川用水幹線水路が着工以来10年目に完成.全面通水開
      始(悠久の今)
  6・13 自然環境保全審議会・自然公園部
-520-
      会本四連絡橋問題小委員会が,瀬戸大橋建設に条件つき同意を環境庁長官に
      答申(四国新聞)
  6・18 ブラジルで移民70年祭を開催.井上副知事・五所野尾県議会議長ら9人が
      出席(広報香川)
  7・6 初の農家生活改善士の認定授与式を農業経営士・青年農業士とともに県庁で
      挙行(悠久の今)
  7・27 県同和対策協議会を設立(同和対策室資料)
  8・10 綾歌町と香川町を結ぶ中讃大規模農道「さぬき新道」全通(四国地方電気事
      業史)
  8・27 県知事選挙を執行.前川忠夫が再選(悠久の今)
  8・29 瀬戸大橋架設推進岡山・香川両県選出国会議員団会議を東京で開催(四国新
      聞)
  9・5 前川忠夫が第47代知事に就任(歴代香川県知事調)
  9・29 環境庁長官が瀬戸大橋(児島・坂出ルート)の着工に同意(瀬戸大橋のあら
      まし)
  9・- 香川県中小小売商団体連合会が発足(四国新聞)
  10・3 第49代県議会議長に植田清一が就任(県議会要覧)
  10・10 瀬戸大橋(児島・坂出ルート)着工式.くわ入れ式を坂出市番の州緑町地先
      で起工式.祝賀式を川崎重工体育館で挙行(広報香川)
  10・16 仁尾町で太陽熱試験発電プラントの起工式(目でみる香川100年)
  10・28 内海町で粟地ダム定磯(#「定磯」は底本のママ)式(悠久の今)
  12・1 自民党臨時大会で大平正芳を新総裁に決定(近代日本総合年表)
  12・7 第1次大平正芳内閣が成立(近代日本総合年表)
-521-
  12・15 県議会が「身体障害者の雇用を促進する業務に嘱託として身体障害者を採用
      することについて」(提出者・香川県身体障害者協会丸尾数雄)の陳情書を
      受理・採択(香川県議会会議録)
  12・20 県議会議員の定員が高松選挙区において1人増員.増員は20年ぶり(四国
      新聞)
  12・21 志度町が名誉町民条例を施行.中川以良・小松春秋が選ばれる(志度町史)
  12・- 本年度産米は27年ぶりの大豊作となり,全国の収穫量125万9000トン.香
      川県は12万2000トン,反当たり499キログラムと発表(四国新聞)
-519-
 社会・文化
  1・1 松本文庫(坂出市)設立.京極家(丸亀・多度津藩)文書などを収蔵(香川
      県芸術文化年鑑)
  1・18 県出身の作家高城修三が小説「框の木祭り」で芥川賞を受賞(四国新聞)
  1・13 香川竹甫(書家)草薙金四郎(県文化財保護審議会専門委員)高松一高音楽
      部が第18回四国新聞文化賞受賞(四国新聞百年史)
  1・- 漆芸に新風を導入した功績で大西忠夫が山陽新聞賞受賞(山陽新聞)
  2・18 長尾町でお遍路バスが谷に転落,死者2人・重軽傷者46人の事故(山陽放
      送二十五年史)
  2・25 「大川町史」刊行(大川町史)
  3・1 県下の電話が四国で初めて全県完全ダイヤル化(四国新聞)
  3・1 「綾上町誌」刊行(綾上町誌)
  3・6 第13回香川菊池寛賞に中山彩の小説「貝呪符の女」が受賞(高松百年史)
  3・28 県が次の樹木を香川の保存木に指定.東海寺の相生の松・白鳥神社のクスノ
      キ・同松並木・観音寺のクロマツ・末国のナギ・勝覚寺のイチョウ・大墓の
      エノキ・石清水神社のクスノキ・水主神社のいのり杉・富田神社のクスノキ
      ・同スギ・大井の円座松・広瀬邸のカシ・竜王宮のマツ・三宅邸の胡蝶ワビ
      スケ・牟礼小学校のユーカリ・三好邸のモミ・八栗寺のイチョウ・洲崎寺の
      イチョウ・願勝寺の大松・井戸の大フジ・津柳のネズミサシ・和田邸のナシ
      ・焼堂のモミジ・藤沢邸のツガ・同トチノキ・生山のゴヨウマツ・東地のヒ
      ガンザクラ・高根の一本松・平
-520-
      尾神社のツブラジイ・落合神社のマツ・女風呂のフジ・母倉邸のサザンカ・
      小部邸の大松・福田のアコウ(香川県報)
  3・30 県が大麻神社(善通寺市)社叢を自然記念物に指定(香川県報)
  3・31 「綾南町史」刊行(綾南町史)
  4・1 香川大学に大学教育開放センターを設置(大学教育開放センターのあゆみ)
  5・20 県が光化学スモッグ防止夏期対策を実施(~9月30日)(香川県環境白書)
  5・24 第23回日本身体障害者福祉大会を高松市民文化センターで開催(広報香川)
  6・20 高松市東植田町の公淵森林学習展示館が完成(広報香川)
  6・23 第6回壷井栄賞に伊藤寿資(星城小)の作品「父さんのクラクション」が受
      賞(壷井栄顕彰会資料)
  6・26 高松・坂出有料道路(さぬき浜街道)起工(広報香川)
  8・21 本州四国連絡橋旅客船問題等対策懇談会が,建設・運輸両大臣に意見具申(瀬
      戸大橋のあらまし)
  9・1 東讃を中心に71日間猛威をふるった赤潮が終息(漁業被害額14億8000万
      円)(四国新聞)
  9・8 高松市文化協会が発会(会長中条晴夫)(四国新聞)
  10・1 国立香川医科大学(三木町)が創立.昭和55年4月1日開学(全国大学一
      覧)
  10・1 香川医科大学長に砂田輝武が就任(香川医大資料)
  10・3 心身障害者職業センターが高松市観光通りで業務を開始(広報香川)
  10・10 大野原町のアマチュア天文家藤川繁久が単独で新すい星を発見「フジ
-521-
      カワ彗星1978N」と命名(四国新聞)
  10・16 第33回国体秋季大会の剣道競技で香川の成年男子が優勝.少年男子もベス
      ト8入りを果たす(四国新聞)
  10・30 山本町の菅生神社社叢を天然記念物に指定(四国新聞)
  11・3 53年度県文化功労者として脇須美(短歌)高橋邦彦(郷土史)を表彰(広
      報香川)
  11・16 県営野球場問題協議会が,高松市生島町の塩田跡地を硬式・軟式野球場のほ
      か,サッカー場・ラグビー場・テニス場などを整備した総合運動公園とする
      よう知事に答申(四国新聞)
  11・22 「東南アジア青年の船」事業で,マレーシア・シンガポール・タイ・フィリ
      ピン5か国の青年30人が来県(広報香川)
  11・24 大松博文死去(57)バレーボール日紡貝塚チーム監督として昭和37年世界
      選手権,39年東京オリンピックで優勝(続・讃岐人名辞書)
  12・1 四国横断自動車道建設で,豊浜町箕浦地区ほか2地区で本県初の中心杭打設
      に入る(四国横断自動車道)
  12・26 県教育委員会が和田・田野々雨乞踊(大野原町)及び庵治締太鼓を無形文化
      財に指定(香川県報)
  この年 県人口98万6123人 世帯数28万1867戸(香川県人口移動調査報告)

1979 (昭和54年)
 政治・経済
  1・12 観音寺市長選挙を執行.加藤義和が無投票当選(再選)(香川県議会史)
  1・20 高松市東植田町の公渕森林公園で知事以下約200人の県職員が参加して,松
      くい虫被害林の伐採作業を実施(悠久の今)
  2・1 多度津町西港町で多度津工学試験所の定礎式を挙行.原子力発電機器の耐
-522-
      震性を実験し,世界最大規模の振動台が据え付けられる(四国新聞)
  2・15 高松市新庁舎落成(高松百年史)
  2・21 県議会高松空港整備促進特別委員会で新空港地につき香南地区を予備地から
      生島沖と同等の候補地とする(広報香川)
  3・9 成田知巳死去(66)昭和22年から連続12回衆議院議員当選.同43年から
      9年間日本社会党委員長(続・讃岐人名辞書)
  3・16 高松市省資源・エネルギー会議が発足(四国新聞)
  3・17 公渕森林公園での第24回県植樹祭のあとブラジル産のパラナマツ播種.郷
      土の松くい虫克服にと,ブラジル県人会から贈られた(広報香川)
  4・1 県が名誉県民条例を施行(香川県報)
  4・8 県議会議員選挙を執行.定員45・投票率77,04パーセント・党派別当選者,
      自民党27・社会党9・共産党3・公明党2・民社党2・無所属2(香川県
      議会史)
  4・11 中讃流域下水道大束川幹線工事に着手(広報香川)
  4・22 統一市町選挙を執行.うち市長当選者,高松市長脇信男(3選).丸亀市長
      掘家重俊(5選)(せんきょの記録)
  5・2 第50代県議会議長に福田政雄が就任(県議会要覧)
  5・10 前川知事が南米4か国(ペルー・アルゼンチン・パラグァイ・ブラジル)を
      訪問(~6月6日)(広報香川)
  5・11 日本を視察中の「日中友好の船」606人のうち,姚進副団長ら20人が来県.
      県庁を表敬訪問のあと農機具,造船などの工場を見学(広報香川)
  5・11 県農業後継者育成資金制度の設立総会開催(四国新聞)
  5・11 県総合会館で第1回さぬきうどん
-523-
      品評会(広報香川)
  5・15 寒川町の木及び花として「ヤブツバキ」を指定(四国新聞)
  5・18 高松市朝日新町F地区で高松卸売センターの建設工事着手(四国新聞)
  5・22 離島の飲料水確保のための県太陽熱利用海水淡水化技術開発推進協議会が発
      足(四国新聞)
  6・10 香川町大野で香川用水幹線の通水式(広報香川)
  7・1 長瀬英一死去(80)昭和23年3月,最後の官選香川県知事就任,後出納長
      (続・讃岐人名辞書)
  7・7 大平正芳首相が帰郷(~8日)(広報香川)
  7・30 直島・屏風島に海水淡水化実験プラントが完成(四国新聞)
  8・18 ペルーで日本人ペルー移住80周年記念式を挙行.溝渕県議会副議長ら8人
      が出席(~19日)(悠久の今)
  8・28 初の県田園都市構想懇談会(学識経験者ら28名で構成)を開催(悠久の今)
  8・30 国道11号高松東バイパス整備促進期成同盟会を高松市・三木・志度・津田
      町の1市3町で結成(四国新聞)
  10・7 第35回衆議院議員選挙を執行.当選者(1区)前川旦・福家俊一・木村武
      千代(2区)大平正芳・加藤常太郎・久保等(せんきょの記録)
  10・10 県が20歳以上の県民を対象に県政世論調査を実施.暮らしむき・県のイメ
      ージ・老人対策・県政施策への要望等13項目(広報香川)
  10・15 県に新空港推進本部設置(高松百年史)
  10・17 マンスフィールド駐日アメリカ大使夫妻が来県(~18日)(広報香川)
  10・- 県小売商業活動調整要綱を廃止(四国新聞)
  11・2 県議会全員協議会で,新高松空港
-524-
      の候補地を香南地区に一本化することを了承(広報香川)
  11・5 県議会が「観光地におけるマツクイムシ防除の強化促進について」(提出者
      ・香川県観光協会中川以良)の陳情書を受理,採択(香川県議会会議録)
  11・9 第2次大平内閣が成立(四国新聞)
  11・15 県内各界で構成した県代表団(団長前川知事)10人が中国(北京・西安・
      南京・揚州)を訪問(~26日)(悠久の今)
  11・17 県議会代表団(団長福田議長)10人が中国(北京・上海・広州)を訪問
      (~28日)(悠久の今)
  12・4 県や市町・経済界などが新高松空港推進期成会を設置(広報香川)
  12・22 新高松空港整備対策協議会を設立(広報香川)
-521-
 社会・文化
  1・10 「豊中町誌」刊行(豊中町誌)
  1・25 新田藤太郎(彫塑)河西新太郎(詩人)県剣道連盟が第19回四国新聞文化
      賞受賞(四国新聞百年史)
  1・27 瀬戸大橋工事の番の州沖7Aで第1回発破作業(ルート初)(瀬戸大橋のあ
      らまし)
  1・- 民俗学・文化財保護に貢献した
-522-
      武田明が山陽新聞賞受賞(山陽新聞)
  2・9 大泉行雄死去(78)経済学者,第3代香川大学長(香川県人物人名事典)
  3・1 香川大学長に幡克美が就任(香川大学資料)
  3・5 四国横断自動車道建設で,善通寺市龍川地区及び東部地区,引き続き三野町
      で中心杭打設に入る(四国横断自動車道)
  3・6 第14回香川菊池寛賞に薄井八代子の小説「お止橋」が受賞(高松百年史)
  3・23 県立三豊体育館が完成(広報香川)
  3・25 平賀源内死後二百年祭を志度町で開催(四国新聞)
  3・31 「新編香川叢書・史料篇1」刊行(新編香川叢書)
  4・1 県教育委員会事務局に同和教育課を設置(教育年報)
  4・1 精神薄弱者援護施設ふじみ園が飯山町に開設(悠久の今)
  4・2 国道11号の坂出・丸亀バイパスのうち,丸亀市飯野町から同市原田町(3,9
      キロメートル)が開通(四国新聞)
  4・18 観音寺市出作町で県立香川西部養護学校の第1回入学式を挙行(悠久の今)
  5・27 省エネルギー運動で,四国のガソリンスタンドが日曜・祝日の一斉休業を開
      始(四国新聞)
  6・7 高松地裁が財田川事件の再審開始を決定(四国新聞)
  6・19 新高松空港整備推進協議会を東京で開催(広報香川)
  6・23 第7回壷井栄賞に井本雅子(星城小)の作品「小さなくだもの」が受賞(壷
      井栄顕彰会資料)
  6・25 直島の喜兵衛島製塩遺跡を史跡に指定(四国新聞)
  7・23 スポーツ親善使節として西ドイ
-523-
      ツスポーツ少年団(12名)が来県(広報香川)
  8・5 四国新聞創刊九十周年及び国際児童年記念の訪中子ども平和使節団が出発
      (四国新聞)
  8・26 四国初の身体障害者用の体育館が高松市田村町に完成(広報香川)
  8・27 高松・坂出間有料道路の五色台トンネル(高松市亀水町・坂出市青海町間延
      長1437メートル・幅員8,25メートル・2車線)が開通(四国新聞)
  9・14 詫間町大浜に荘内自然休養センターがオープン(広報香川)
  10・1 台風16号が来襲.高松港の県営浮桟橋が沈む.県下の被害総額は約101億
      7000万円(四国新聞)
  10・19 台風20号が来襲.死者1人・家屋全半壊2棟・床上浸水2棟・床下浸水791
      戸・被害総額は27億8000万円(四国新聞)
  11・3 54年度県文化功労者として近石泰秋(浄瑠璃研究)を表彰(広報香川)
  11・3 高松市番町の県教育センター分館1階に香川県美術工芸研究所が開所(広報
      香川)
  11・11 高松市東植田町の公渕森林公園で国際児童年記念のこどもの塔除幕(悠久の
      今)
  11・28 瀬戸大橋ルート周辺地域住民の健康調査を開始(瀬戸大橋のあらまし)
  12・1 徳島県阿南市を起点に高松市・高知市を経て愛媛県大洲市まで四国を南北に
      横断する四国自動車道(延長451キロメートル)整備計画促進協議会が発足
      (四国新聞)
  12・5 香川県史編さん準備委員会の初会合で県史編さんの基本的方向・県史の規模
      ・構成を協議(香川の歴史)
  この年 県人口99万3214人,世帯数28万5901戸(香川県人口移動調査報告)

-524-
1980 (昭和55年)
 政治・経済
  1・16 大川地区の町長と知事との行政懇談会を開催.特に議題を設けず自由な意見
      を交換.17日小豆・木田・香川地区,19日綾歌・仲多度地区,22日三豊地
      区で開催(広報香川)
  1・18 四国4県知事会議で,中国西安市に空海記念碑建立を決定(四国新聞)
  1・24 高松市朝日新町に高松卸センターが完成.本年度は22社が事務所を開設,
      56年度までに60社が進出して四国の物流拠点を目指す(広報香川〉
  1・29 財田町の町の木として「もっこく」町の花として「コスモス」を指定(四国
      新聞)
  1・31 大川町の町の木及び花として「さざんか」を指定(四国新聞)
  1・- トラッククレーンの技術研究,開発に貢献の篠原真逸が山陽新聞賞受賞(山
      陽新聞)
  3・31 県農業試験場満濃分場で茶の苗木(32品種・13系統)1万3000本を植え付
-525-
      け(広報香川)
  4・1 香川県新空港対策事務所が香南町由佐に開設(広報香川)
  5・9 多度津町に原子力工学試験センター多度津試験所が完成(悠久の今)
  5・18 県異常気象農作物対策会議の調査によると.県下の冷夏被害額は56億円に
      のぽると発表(四国新開)
  5・26 資源エネルギー庁がわが国初の海水ウラン回収パイロットプランを仁尾町の
      塩田跡地に建設の計画を発表(四国地方電気事業史)
  6・9 四国工業技術試験所が,従来の10倍の効率を示すウラン吸着剤を開発(四
      国新聞)
  6・12 内閣総理大臣大平正芳が心筋硬塞で死去(70)(名誉県民第1号に顕影)7
      月13日高松市民文化センターで県民葬を執行(悠久の今)
  6・15 四国経済連合会会長に山口恒則四国電力社長が就任(四国新聞)
  6・22 第36回衆議院議員選挙を執行.第12回参議院議員選挙を執行.当選者.衆
      議院(1区)藤本孝雄・前川旦・木村武千代(2区)森田一・久保等・加藤
      常太郎.参議院(地方区)平井卓志(せんきょの記録)
  6・27 豊浜町が名誉町民条例を制定.第1号名誉町民に故大平正芳を選ぶ(四国新
      聞百年史)
  7・1 東部農業技術センターが三木町池戸に完成(悠久の今)
  7・31 香川県自然海浜保全条例を制定(香川県環境白書)
  8・9 原子力機器の耐震実験を行う原子力工業試験センター多度津工学試験所に,
      世界最大の振動台が到着(四国新聞)
  8・19 冷夏でイモチ病が15年ぶりに発生し,県下の水稲に大被害(四国新聞)
  8・21 第51代県議会議長に鎌田道海が就
-526-
      任(香川県議会要覧)
  9・16 県議会が「仁尾太陽博に対する香川県の共催について」(提出者・三宅久雄)
      の陳情書を受理,採択(香川県議会会議録)
  9・20 仲南町の町の木及び花として「梅」を指定(四国新聞)
  9・20 飯山町の木として「さざんか」を指定(四国新聞)
  9・27 第2次県民福祉総合計画協議会の初会合を高松市内で開催(悠久の今)
  10・1 県が国際障害者年推進本部を設置(四国新聞)
  10・1 県が初の「訪中青年の翼」(36人)を実施.北京・西安・南京・上海の大学
      や工場を訪問(~13日)(悠久の今)
  10・13 孫平化中国訪中(#「中」は底本のママ)代表団一行が来県(広報香川)
  10・14 綾上町・塩江町・香南町・高松市・綾南町・香川町の各議会で「新高松空港
      整備に関する意見書」を議決(~31日)(広報香川)
  10・23 内海町の粟地ダム(貯水量70万トン)が完成(悠久の今)
  11・2 県議会臨時会で「新高松空港整備促進に関する意見書」と「新高松空港の建
      設対策の推進に関する決議」を可決(香川県議会会議録)
  11・11 1市5町(高松市・塩江・香川・香南・綾上・綾南町)の市・町長・議長で
      組織する新高松空港周辺対策協議会が設立(高松百年史)
  12・1 新自由クラブ香川県連が発足(朝日新聞)
  12・3 県人口100万人突破の記念行事を県庁で挙行.(11月1日人口100万0058
      人)(広報香川)
  12・3 前知事金子正則の名誉県民顕彰式を県庁で挙行(広報香川)
  12・9 丸亀市が県下初のプライバシー保
-527-
      護条例案を提案(四国新聞)
  12・17 県議会が「同和問題の早期解決について」(提案者・香川県同和会北村義明)
      の陳情書を受理,採択(香川県議会会議録)
-524-
 社会・文化
  1・19 琴陵光重(金刀比羅宮宮司・文化財保護)本田益夫(香川短大教授・和算)
      が第20回四国新聞文化賞受賞(四国新聞百年史)
  1・26 香川県史編さん準備委員会が,県史編さんの基本的方向について知事に報告
      (香川の歴史)
  2・12 県教育委員会が坂出市府中町の水田で大柱穴を発見,讃岐国府跡と発表(四
      国新聞)
  3・6 第15回香川菊池寛賞に竹安まゆ美の小説「パルドン・ルーシー」が受賞(高
      松百年史)
  3・20 尾崎徳死去(58)詩人,詩集「鞭のうた」など(続・讃岐人名辞書)
  3・25 国道11号の坂出・丸亀バイパスのうち,宇多津から丸亀市飯野町(2,1
      キロメートル)間が開通(四国新聞)
  4・1 香川県史編さん事業がスタート(香川の歴史)
  4・7 新高松空港問題で綾上町田万竹
-525-
      本地区の住民が抗議の鉄塔を空港予定地に建設(四国新聞)
  4・10 香川医科大学開学.第1回の新入生は男子88・女子15人(広報香川)
  4・19 高松市歯科救急医療センターが高松市福岡町に完成.5月3日から日曜・祭
      日の救急診療を開始(悠久の今)
  4・23 四国縦貫・横断自動車道の起工式を愛媛県伊予三島市で挙行(広報香川)
  4・30 「三野町誌」刊行(三野町誌)
  5・1 小野蒙古風死去(67)俳人・句集「借耕牛」など(続・讃岐人名辞書)
  5・20 香川県史編さん委員会が発足.会長に明善短大教授横井金男を選出(広報香
      川)
  5・21 坂出市島しょ部簡易水道事業竣工.岡山県倉敷市児島から日量347トンを櫃
      石島・岩黒島・与島・小与島へ海底管で送水(広報香川)
  6・23 第8回壷井栄賞に杉本敏樹(紫雲中)の作品「タベの雲」が受賞(壷井栄顕
      彰会資料)
  7・21 燧灘で赤潮発生.海中が酸欠状態となり,カレイ・コチ頬が大量へい死(四
      国新聞)
  7・23 四国横断自動車道建設につき善通寺市龍川地区で設計協議に入る(四国横断
      自動車道)
  7・- 75年ぶりの記録的冷夏に見舞われ,県下の7月平均温度は24,8度(平年26,1
      度)(四国新聞)
  8・1 全国高校総合体育大会開催.県内ではヨット・フェンシング(高松市)女子
      バレーボール(丸亀市)バドミントン(善通寺市)(四国新聞)
  8・26 本四公団が南北備讃瀬戸大橋工事現場で海上事故対策訓練を実施(瀬戸大橋
      架橋史)
  10・28 香川県史編さん推進協議会が発
-526-
      足.会長に県商工会議所連合会長綾田整治を選出(広報香川)
  10・29 第1回香川県老人クロッケー大会を開催.48チーム.144人が参加(広報香
      川)
  11・3 55年度県文化功労者として谷口国介(洋画)琴陵光重(文化財)を表彰(広
      報香川)
  11・3 「王越村誌」刊行(王越村誌)
  12・17 琴南町の天川神社社叢を天然記念物に指定(四国新聞)
  12・19 県が自然海浜保全条例施行規則を公布(香川県報)
  12・23 木村山紫死去(78)川柳作家.川柳誌「案山子」を創刊(香川県人物・人名
      事典)
  この年 県人口99万9864人,世帯数29万3979戸(香川県人口移動調査報告)

-527-
1981 (昭和56年)
 政治・経済
  2・24 第2次県民福祉総合計画協議会の検討終了(悠久の今)
  2・24 川崎重工坂出造船事業所で,世界最大のLNGタンカーが完成(12万5000
      立方メートル)(四国新聞)
  3・20 香川地域公害防止計画を策定(香川県環境白書)
  3・21 太陽熱試験発電所建設を記念して,仁尾町で太陽博覧会が開幕(58年11月
      まで2年8か月のロングラン)(広報香川)
  3・31 県が婦人就業援助センター条例を公布(香川県報)
  4・1 県が美術品取得基金条例を施行.基金額は1億円(香川県報)
  4・2 故大平正芳首相の銅像が郷里豊浜町の豊浜八幡宮境内に建立(四国新聞百年
      史)
  4・15 中国西安市青竜寺に空海記念碑を建立することが中国側と合意.日中が協定
      書に調印(57年5月19日落成予定)(四国新聞)
  4・- 県が第2次香川県県民福祉総合計画を策定(同書)
  6・2 新宇多津都市開発整備事業の起工式を挙行.瀬戸大橋完成に併せた新しい街
      づくりを目指す(広報香川)
  6・2 宇多津町の塩田跡地(約150ヘクタール)の埋立に着工(四国新聞)
  6・3 本州四国連絡橋の建設に伴う一般旅客定期航路事業等に関する特別措置法が
      成立(11月6日施行)(瀬戸大橋のあらまし)
-528-
  6・8 通産省が香川県西部地区をミニテクノポリス候補地に指定(57年度に正式
      決定)(四国新聞)
  6・30 県農業機械銀行協議会設立(香川県農業会議30年のあゆみ)
  7・2 ブラジル・中国・マレーシアなど8か国12人の海外技術研修員が来県.57
      年3月まで滞在して県内企業や施設で技術を習得(広報香川)
  7・14 皇太子・同妃殿下が高松市民文化センターで開催の第17回献血運動推進全
      国大会にご臨席のためにご来県.県内各地をご視察(~16日)(広報香川)
  7・15 県が瀬戸内海の環境の保全に関する香川県計画を策定(香川県環境白書)
  8・6 仁尾町の太陽熱発電所で,タワー集光方式によって1000キロワットの発電
      に成功(9月17日に曲面集光方式も成功)(四国新聞)
  8・10 多津度(#「多津度」は底本のママ)町高見島に海水淡水化プラント(1日20トン)が完成(広報香川)
  9・3 県議会が「テクノポリスの推進について」(提出者・多度津町長高島準一)
      の陳情書を受理,採択(香川県議会会議録)
  10・1 県議会が「婦人の差別撤廃について」(提出者・香川県婦人団体連絡協議会
      長矢野栄)の陳情書を受理.採択(香川県議会会議録)
  10・3 西尾末広死去(90)昭和3年初の普通選挙で衆議院議員当選.以後当選15
      回,芦田内閣で副総理,社会党分裂後の初代民社党委員長(続・讃岐人名辞
      書)
  10・6 平野市太郎死去(89)大正末年以来香川の農民運動を指導,元衆議院議員(続
      ・讃岐人名辞書)
  10・8 第52代県議会議長に大西末広が就任(県議会要覧)
  10・8 瀬戸大橋架橋後の「明日の四国を考える高松会議」が開催.会議は架橋が実
      現する昭和62年まで,毎年1回開催
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      (~9日)(四国新聞)
  10・10 丸亀市の安達塩田跡に香川県中部流通センターが完成(四国新聞)
  12・9 サー・ヒュー・コータッチ駐日英国大使夫妻が来県(~10日)(広報香川)
  12・20 仁尾太陽博の第2パビリオン建設起工式を挙行.翌年の3月1日から「太陽
      博パートⅡ」を開催(広報香川)
-527-
 社会・文化
  1・10 県立中央病院に救命救急センターが開設(四国新聞)
  1・16 空海記念碑の募金開始(老人ホーム桃陵苑が第1号)(悠久の今)
  1・26 中川以良(四経連名誉会長)日下包夫(日本棋院棋士)が第21回四国新聞
      文化賞受賞(四国新聞百年史)
  2・27 瀬戸大橋工事でモルタルプラント船「世紀」が,南備讃瀬戸大橋5Pでモ
      ルタル注入作業を開始(ルート初)(瀬戸大橋のあらまし)
  3・6 第16回香川菊池寛賞に剣持雅澄の小説「俳諧の風景」が受賞(高松百年史)
  3・27 臨海産業道路高松・坂出間の有料道路(高松市香西北町・坂出市林田町間
      10,1キロメートル)が暫定2車線で開通(四国新聞)
  3・31 新編香川叢書・文芸篇及び史料篇(二)を刊行(新編香川叢書)
  4・6 文化財保護審議会が真言宗総本山善通寺蔵の「金銅錫杖頭」を国宝に指定す
      るよう文部大臣に答申(四国新聞)
  4・14 香川大学に法学部を増設(全国大学一覧)
  4・21 県教育委員会が内海町堀越神社のウバメガシ5株を天然記念物に,仁尾町賀
      茂神社長床神事を無形文化財に指定(香川県報)
  4・27 四国横断自動車道建設につき善通寺市龍川地区で幅杭を設置,同時に土地測
      量調査に入る (四国横断自動車
-528-
      道)
  5・1 ブルーラインの愛称をもつ寒霞渓有料道路が県に移管,県道寒霞渓公園線と
      して無料開放(広報香川)
  5・10 国際障害者年を記念して第1回「サンサン祭り」(太陽がさんさんと照る下
      で,障害者・市民・ボランティアの三者が努力し合う手作りの祭り)が栗林
      公園で開催(四国新聞)
  5・21 第30回全国ろうあ者大会を高松市民会館で開催(広報香川)
  6・6 全国町並みゼミを琴平町の旧金毘羅大芝居で開催(四国新聞)
  6・21 土庄高教員高橋卓巳がユニバーシアード代表最終選考会の棒高跳びで5メー
      トル45の日本新記録を樹立(四国新聞)
  6・23 第9回壷井栄賞に都築静香(丸亀東中)の作品「転居」が受賞(壷井栄顕彰
      会資料)
  7・5 小豆島青年会議所が創立十周年記念行事として,小豆島の大坂城築城残石を
      大坂城へ運ぶことを計画,手製のイカダに載せて土庄港を出港,19日到着
      (四国新聞)
  8・7 直島町で直島海釣り公園がオープン(悠久の今)
  8・10 「多肥郷土史・前・後編」刊行(同書)
  9・10 「常盤誌」刊行(常盤誌)
  9・15 四国横断自動車道建設につき,善通寺市龍川地区で用地の団体交渉に入る(四
      国横断自動車道)
  9・30 高松地裁で死刑判決を無実と訴えた財田川事件の再審第1回公判を開く(四
      国新聞)
  10・19 新高松空港整備基本計画を策定(広報香川)
  10・22 初の「訪オーストラリア・ニュジーランド青年の翼」(22人)を実施(~11
      月5日)(広報香川)
-529-
  10・29 県庁ロビーで空海記念碑(中国西安市に建立)の尖頭部を一般公開(悠久の
      今)
  11・3 56年度県文化功労者として合田栄作(人文地理)を表彰(広報香川)
  11・6 版画家武田三郎死去(69)(香川県芸術文化年鑑)
  この年 県人口100万4586人,世帯数29万7795戸(香川県人口移動調査報告)

1982 (昭和57年)
 政治・経済
  1・26 1日資源エネルギー庁を四国新聞社大ホールで開庁(広報香川)
  2・20 協同組合高松卸センター(12,8万平方メートル)が完成(四国新聞)
  3・5 県議会で前川知事が57年を「青少年非行防止の年」の初年度にすると表明
      (四国新聞)
  3・8 県議会が「核兵器完全禁止について」(提出者・原水爆禁止香川県協議会山
      下性太郎)の請願書を受理,継続審査(香川県議会会議録)
  3・23 皇太孫の浩宮さまが,卒業論文「中世瀬戸内海水運の一考察」ご執筆のため,
      県内の古い港や文化財をご視察(~25日)(広報香川)
  3・27 (財)新高松空港周辺整備基金が設立(四国新聞)
  4・2 香川県栽培漁業センター及び県水産振興基金屋島事業所が開設「つくる漁業」
      の拠点としてクルマエビ・チヌなどの種苗生産事業を開始(四国新聞)
  4・13 四国電力坂出発電所に海水淡水化の実験プラントが完成(四国新聞)
  5・11 第1回農業機械士技能競技会を綾歌町で開催(悠久の今)
  6・5 満濃町四条に仲多度農林技術センターが完成.落成式を挙行(広報香川)
  6・10 四国工業技術試験所で世界初の海水ウランの高率回収に成功(四国新聞)
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  7・3 梅雨入り以来雨がなく,早明浦ダムは20パーセントの放水制限を実施.
      7日県が5市15町への上水道用水20パーセントカットを通告,13日高松
      市内で第1次給水制限を実施(四国新聞)
  7・20 (財)原子力工学試験センターの多度津工学試験所が完成(四国新聞)
  8・4 通産省が,香川県西部など全国19地区をテクノポリス開発構想策定地域と
      して正式に指定(四国新聞)
  8・29 県知事選挙を執行.前川忠夫が3選(せんきょの記録)
  8・29 県議会議員補欠選挙を執行.小豆郡(自民)1が当選(せんきょの記録)
  9・3 四国企業防衛連絡協議会が発足(四国新聞)
  9・5 前川忠夫が第48代知事に就任(歴代香川県知事調)
  9・5 四国経済活性化懇談会が発足(四国新聞)
  9・13 第53代県議会議長に安達重義が就任(県議会要覧)
  10・2 観音寺市が群馬県草津市と姉妹都市提携に調印.俳諧の祖山崎宗鑑の生誕と
      終えんの地である縁(観音寺市史)
  10・23 中国の〔ソウ〕之光(#「ソウ」はうかんむりの下にのぎ)駐日大使が香川
      県日中国交回復10周年記念祝賀会に出席のため来県.満濃池や香川用水を
      視察(広報香川)
  11・3 56年3月21日オープンした仁尾太陽博の入場者が100万人突破(香川県芸
      術文化年鑑)
  11・19 県がテクノポリス推進対策本部を設置(広報香川)
  11・21 県議会議員補欠選挙を執行.仲多度郡2区(自民)1が当選(せんきょの記
      録)
  11・30 瀬戸大橋架橋博覧会等推進協議会が発足(四国新聞)
  12・3 県議会自民党議員会が牟礼・庵治
-531-
      両町を現行の高松市選挙区から独立させ1人区とすることを決定(四国新聞)
  12・8 井上房一副知事が退任(悠久の今)
  12・24 県が工場立地促進条例を施行.助成措置を講じる(広報香川)
-529-
 社会・文化
  1・20 四国横断自動車道の高松・善通寺間の整備計画が決定(四国横断自動車道)
  1・27 松浦正一(郷土史)森和男(香川大教授・農業経営)村井忠行(舞踊家)が
      第22回四国新聞文化賞受賞(四国新聞百年史)
  1・29 漆芸家の人間国宝・音丸耕堂が,後継者育成のため公益信託音丸漆芸研究奨
      励基金を創設(香川県芸術文化年鑑)
  1・- 文化財保護に尽力した琴陵光重が山陽新聞賞受賞(山陽新聞)
  2・16 丸亀市の中津万象園内に美術館起工(8月1日オープン)(香川県芸術文化
      年鑑)
  2・16 旧河野家住宅・旧木下家住宅(高松市)金刀比羅宮旭社・表書院・四脚門(琴
      平町)が重要文化財に指定(四国新聞)
  2・25 「仲南町史」刊行(仲南町史)
  3・2 四国横断自動車道建設の用地団体交渉が善通寺市龍川地区で妥結し,契約調
      印に入る(本県初)(四国横断自動車道)
  3・6 第17回香川菊池寛賞に千秋勇の小説「事故」が受賞(高松百年史)
  3・26 水原茂死去(73)元プロ野球監督(香川県人物・人名事典)
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  3・31 「新編香川叢書・民俗篇」刊行(新編香川叢書)
  4・1 (社)シルバー人材センター高松市高齢者事業団が設立(高松百年史)
  4・1 「新宇多津町誌・うたづ」刊行(うたづ)
  4・17 高松中央球場が閉場記念式(四国新聞)
  5・2 緒方益圀死去(79)県音楽協会会長(香川県芸術文化年鑑)
  5・19 四国4県と中国西安市が共同で建設した空海記念碑の除幕式を,西安市郊外
      の青竜寺跡で訪中団271人が出席して挙行(広報香川)
  5・31 十河信善死去(66)郷土史家(香川県芸術文化年鑑)
  6・5 全天候型に改修された屋島陸上競技場で県高校総合体育大会を開催(~7日)
      (悠久の今)
  6・12 初の父親主張大会を県庁ホールで開催(広報香川)
  6・14 韓国の中学・高校の教師20人が来県.学校や文化施設を見学(~19日)
      (広報香川)
  6・23 第10回壷井栄賞に酒井将治(苗羽小)の作品「がんばれおじいちゃん」が
      受賞(壷井栄顕彰会資料)
  7・17 志度町海釣り公園がオープン(悠久の今)
  7・17 県営野球場が高松市生島町の県総合運動公園内に竣工(四国新聞)
  8・3 県海域に赤潮が広がり,直島でこの日までにハマチ40万匹がへい死(四国
      新聞)
  8・4 シナリオ作家南四郎死去(53)(香川県芸術文化年鑑)
  8・7 サウジアラビアの青年使節団が来県.仁尾太陽博や少林寺拳法本山を視察(~
      10日)(広報香川)
  9・5 国の重要無形文化財の雨乞い踊
-531-
      り「綾子踊り」が4年ぶりに復活(四国新聞)
  9・19 高松市の鶴尾神社4号古墳が古墳時代初期のものと判明(四国新聞)
  10・1 高松港内詰田川地区で県環境保全公社の産業廃棄物埋め立て処分を開始(悠
      久の今)
  10・3 香南町の冠纓神社で万葉集写本の天治本を香川大助教授佐藤恒雄により発見
      (毎日新聞)
  10・12 本四公団が瀬戸大橋の色彩をライトグレーにすると発表(瀬戸大橋のあらま
      し)
  10・19 16~17日,島根県で開かれた身体障害者スポーツ大会で県選手が20種目
      に出場.金メタル10個を獲得したと知事に報告(広報香川)
  10・22 高松ヒマラヤ登山隊が世界6位のダウラギリー峰(8137メートル)の登は
      んに成功した報が入る(四国新聞)
  11・3 57年度県文化功労者として野口敦(植物学)を表彰(広報香川)
  11・6 小豆島内海町青年団の創作劇が第31回全国青年大会演劇の部で最優秀賞(通
      算5回目の日本一)(香川県芸術文化年鑑)
  11・19 ニューデリーで行われた第9回アジア大会の競泳200メートル平泳ぎで,高
      松工高2年の松田成利選手が2分25秒99で優勝(四国新聞)
  この年 県人口100万8991人,世帯数30万1417戸(香川県人口移動調査報告)

1983 (昭和58年)
 政治・経済
  1・1 高松市が,市の木として「黒松」市の花として「つつじ」を指定(四国新聞)
  1・8 暖冬異変でミカンが昨年の半値に暴落(四国新聞)
  1・11 白鳥町の手袋メーカー白井手袋が
-532-
      事実上倒産.負債額17億円(四国新聞)
  1・12 オーストラリアの青少年使節団の代表8名が来県.14日まで県内を見学(広
      報香川)
  1・21 県水田利用再編成対策審議会が,58年度転作等目標面積及び事前売り渡し
      申し込み限度数量を各市町に通知(四国新聞)
  3・1 県議会が「芸術ホール建設について」(提出者・高松に新しい芸術ホールを
      つくる会有馬隆一)の陳情書を受理,継続審議(香川県議会会議録)
  3・10 新高松空港についての公聴会が県庁ホールで開かれ,40人が賛否の意見を
      述べる(広報香川)
  3・20 仁尾太陽博パートⅢオープン.会期は11月30日まで(広報香川)
  3・22 高松市の人事院勧告完全実施議案が同市議会で否決(四国新聞)
  3・- 県が.同和対策推進計画を策定(同和対策室資料)
  4・1 瀬戸大橋架橋記念事業準備室を県企画部に設置.同日付けで赤潮研究所・横
      断自動車道対策室も設置(広報香川)
  4・10 県議会議員選挙を執行.定員45・立侯補者64・党派別当選者・自民30,社
      会8,公明3,共産2,民社1,無所属1(四国新聞)
  4・24 市長,町長,市議.町議選挙を執行.高松市長に脇信男が4選.丸亀市長に
      堀家重俊が6選(せんきょの記録)
  6・26  第13回参議院地方区選出議員選挙を執行.真鍋賢二が当選(せんきょの記
      録)
  5・2 第54代県議会議長に六車安助が就任(県議会要覧)
  6・28 香川県長期ビジョン策定協議会の初会合を高松市内で開催(悠久の今)
  6・30 ブラジル・中国など7か国から12人の海外技術研修員が来県.59年3月ま
      で県下に滞在,土木・農業・コンピュー
-533-
      ターなどの技術を習得(広報香川)
  7・16 高松市役所内に,日本道路公団高松建設所が開設(四国新聞)
  7・27 異常渇水が続き早明浦ダムの香川用水配水量が30パーセントカット(四国
      新聞)
  8・9 新高松空港に関し,航空法に基づき飛行場設置を告示(広報香川)
  8・18 四国地方建設局が早明浦ダムの給水規制実施で,香川用水も40パーセント
      のカットを決定(四国新聞)
  8・24 県が香川県西部田園テクノポリス(高度技術集積都市)の開発構想を発表
      (四国新聞)
  9・4 県茶業振興30周年記念大会を県商工奨励館で開催(悠久の今)
  9・19 県議会が「瀬戸大橋架橋関連事業の促進について」(提出者・坂出市長番正
      辰雄)の陳情書を受理,採択(香川県議会会議録)
  10・4 新高松空港を国管理の第2種空港に指定(四国新聞)
  10・17 県議会が「香川西部田園テクノポリス建設促進について」(提出者・詫間町
      長松田幸一)の陳情書を受理,継続審議(香川県議会会議録)
  10・21 中国西安市訪日友好代表団(団長・張鉄民西安市長ら5人)が四国4県知事
      の招へいにより来日,来県(広報香川)
  10・28 北方領土返還要求北海道キャラバン隊の一行24人が県庁を訪れ,知事に北
      海道知事のメッセージを手渡し,協力を要望(広報香川)
  11・8 運輸省第3港湾建設局高松港工事事務所が新空港分室を設置(広報香川)
  11・30 仁尾太陽博が閉幕.入場者125万108人(悠久の今)
  12・15 県が高松・丸亀・坂出・善通寺・観音寺の5市と宇多津・多度津・高瀬・三
      野・豊中・詫間・仁尾の7町から構成される「香川田園テクノポリス構想」
      を
-534-
      発表(四国新聞)
  12・18 第37回衆議院議員選挙を執行.当選者(1区)福家俊一・前川旦・藤本孝
      雄(2区)森田一・月原茂皓・加藤常太郎(投票率は70,84パーセントで戦
      後最低)(せんきょの記録)
-531-
 社会・文化
  1・17 徳島文理大に文学部を増設,志度町に香川校を設置(全国大学一覧)
  1・19 県出身のソプラノ歌手林康子(イタリア在住)が第24回毎日芸術賞受賞
      (香川県芸術文化年鑑)
  1・26 宮内フサ(郷土玩具制作者)久
-532-
      保融(国立療養所香川小児病院名誉所長)市原輝士(郷土史)が第23回四
      国新聞文化賞受賞(四国新聞百年史)
  1・- 非行青少年の更生保護活動に貢献の三原スエが山陽新聞賞受賞(山陽新聞)
  2・7 新高松空港建設反対の地元綾上町の住民が高松市内で抗議デモ(四国新聞)
  2・- 四国横断自動車道建設工事に伴う埋蔵文化財発掘調査開始(教育年報)
  3・6 第18回香川菊池寛賞に今井泉の小説「死の海図」が受賞(高松百年史)
  3・18 電電公社四国電気通信局が四国初の光ファイバーケーブル(松山・高松間)
      の建設に着手(四国新聞)
  3・31 「新編香川叢書・考古篇」刊行(新編香川叢書)
  4・7 県立高松北高等学校(牟礼町)に第1期生450人が入学(北高等学校要覧)
  5・12 光化学スモッグ注意報が中讃・高松地区で5年ぶりに発令(四国新聞)
  6・2 志度町の志度寺本堂・仁王門が国の重要文化財に指定(四国新聞)
  6・20 8波に及ぶストを続けていた小豆島バス労組がストを中止.春闘以来のスト
      は延ベ352時間に及んだ(四国新聞)
  6・23 第11回壷井栄賞に小林功美恵(紫雲中)の作品「漱石を考える」が受賞(壷
      井栄顕彰会資料)
  6・30 香川県四国横断自動車道建設促進期成会の設立総会を高松市内のホテルで開
      催(広報香川)
  8・3 高松地方気象台が同台史上最高の気温37,5度を観測(四国新聞)
  8・3 鎌倉芳太郎死去(85)染色家,工芸技術の人間国宝(香川県人物・人名事典)
-533-
  8・10 瀬戸大橋工事のうち北備讃瀬戸大橋3Pで主塔本体工事を開始(ルート初)
      (瀬戸大橋のあらまし)
  8・14 県教育委員会が直島女文楽を無形民俗文化財に指定(香川県報)
  8・21 日本・中国・カナダ・アメリカ対抗の.国際ジュニア陸上競技大会が県立屋
      島陸上競技場で行われ,各国の高校生ら113人が27種目で熱戦(広報香川)
  9・14 県教育委員会が紫雲出山遺跡(詫間町)を史跡に指定(香川県報)
  10・4 内海町田ノ浦,岬の分教場に「二十四の瞳館」起工(59年4月24日オープ
      ン)(香川県芸術文化年鑑)
  10・17 国体秋季大会の少年男子棒高跳びで三豊工高の西岡圭一選手が5メートル
      05の大会新記録で優勝(四国新聞)
  10・19 県内国鉄複線電化促進期成同盟会が設立(広報香川)
  10・28 県が小豆島一円で11月1日から昭和61年10月末までオスシカ,11月15
      日から61年11月14日までオスヤマドリの捕獲禁止を告示(香川県報)
  11・3 58年度県文化功労者としてイサム・ノグチ(彫刻)川野正雄(郷土史)を
      表彰(広報香川)
  11・6 内海町青年団演劇部の創作劇が第32回全国青年大会演劇の部で3年連続,
      通算6度目の受賞(香川県芸術文化年鑑)
  11・12 新高松空港予定地の地形測量の基準点設標作業を開始.12月6日滑走路の
      中心的杭打設作業に入る(広報香川)
  11・16 県内初の「カード公衆電話」が国鉄高松駅に設置(四国新聞)
  11・18 香川県人権啓発推進会議の設立大会を県庁ホールで開催.県や全市町など58
      団体で結成(広報香川)
-534-
  この年 県人口101万3138人,世帯数30万4922戸(香川県人口移動調査報告)

1984 (昭和59年)
 政治・経済
  1・20 高松市郷東町に新しい運転免許センターが完成.免許証の即日交付を開始
      (悠久の今)
  2・2 大雪でトンネル栽培のレタスは半分が被害を受け,ビニールハウスの倒壊が
      続出(四国新聞)
  3・6 国道11号坂出・丸亀バイパスが更に東へ2,71キロメートル延びて,坂出市
      府中町で高松南バイパスとつながり,開通式を挙行(広報香川)
  3・31 仁尾町の太陽熱発電プラントが933日間の試運転を終了(四国新聞)
  4・10 第4回瀬戸大橋架橋博覧会等推進協議会で.博覧会場は坂出市番の州沙弥地
      区に決定.会期は昭和63年3月下旬から8月下句までと内定(広報香川)
  5・11 四国地域技術振興センターが設立(四国新聞)
  5・31 第55代県議会議長に溝淵博が就任(香川県議会要覧)
  6・6 第5回長期ビジョン策定協議会を開催し,最終案がまとまる.6月25日「今
      香川では,これからの香川は,明日の香川のために」の表題で正式決定(悠
      久の今)
  6・12 先端技術振興方策として産・学・官による3研究会が発足(四国新聞)
  6・22 香川県産業技術振興財団の発起人会が発足(広報香川)
  7・1 高松陸運局と四国海運局が統合して,四国運輸局が開庁(四国新聞)
  7・6 ブラジル・パラグアイなど6か国
-535-
      から10人の技術研修員が来県.60年3月まで野菜栽培や建築技術を習得(広
      報香川)
  7・12 6月定例県議会で,平井城一出納長の副知事選任に同意(広報香川)
  7・21 県ブラジル派遣研修団が結団.一行7人でブラジルの大規模農業視察が目的
      (広報香川)
  7・25 四国地域情報化推進協議会が発足.4県の官民代表で構成,情報化社会での
      意見交換と調査研究(四国地方電気事業史)
  7・31 県情報公開懇談会の初会合を高松市内で開催(悠久の今)
  8・1 香川用水通水10周年記念式典を県庁ホールで挙行(広報香川)
  8・8 4市3町(高松・坂出・丸亀・善通寺市・国分寺・綾南・飯山町)からなる
      四国横断自動車道高松・善通寺間連絡協議会が設立(四国新聞)
  9・13 丸亀市議会が,非核平和都市宣言を決議(丸亀市議会会議録)
  9・21 県議会が「香川県の非核・平和宣言について」(提出者・香川県に非核・平
      和の宣言を求める県民の会,高野真澄)の請願書を受理,継続審査(香川県
      議会会議録)
  9・25 瀬戸大橋時代に備えて,中枢管理都市を目指す高松市の活性化方策がまとま
      る(四国新聞)
  10・5 県議会が,非核三原則(持たない・作らない・持ち込ませない)を守る宣言
      を決議(香川県議会会議録)
  10・23 引田町で千足ダム定礎式挙行(広報香川)
  10・24 瀬戸大橋架橋記念博覧会協会が発足(四国新聞)
  11・2 瀬戸大橋工事のうち下津井大橋でパイロットロープの架設作業を実施(ルー
      ト初)(瀬戸大橋のあらまし)
-536-
  11・30 四国横断自動車道高松・善通寺間の施行命令が建設大臣から日本道路公団に
      提示(四国横断自動車道)
  12・3 県議会が「新空港の騒音対策等について」(提出者・香川町新空港対策協議
      会山田保)の陳情書を受理,採択(香川県議会会議録)
  12・14 伊方原発訴訟で,高松高裁が原告住民側に敗訴の判決(四国新聞)
  12・22 産業の振興や吉野川総合開発事業に貢献した四国経済連合会名誉会長中川以
      良を名誉県民に顕彰(広報香川)
  12・24 高松市が「非核平和都市宣言」を決議(高松百年史)
-534-
 社会・文化
  1・30 県域平野部で20センチ以上、山間部で60センチの積雪.高松地方気象台の
      観測史上空前の大雪(四国新聞)
  1・26 綾田整治(日本商工会議所副会頭)芦沢正義(香川大教授・果樹)加藤達雄
      (四国民家博物館理事長)が第24回四国新聞文化賞受賞(四国新聞)
  1・- 建築学界の発展に尽力した山本忠司が山陽新聞賞受賞(山陽新聞)
  2・6 三原脩死去(72)元プロ野球監督(香川県人物・人名事典)
  3・6 第19回香川菊池寛賞に一条安彦の小説「眩暈の時」が受賞(高松百年史)
  3・12 財田川事件再審で高松地裁が死刑囚に冤罪として無罪を判決(四国新聞百年
      史)
  3・15 仁尾サンシャインランドが開園(四国新聞)
  4・1 「新・仁尾町誌」刊行(新・仁尾町誌)
  4・7 引田町に開校した県立大川東高校に1期生128人が入学(広報香川)
  4・25 坂出市与島・三ツ子島で初の瀬戸大橋主塔本体工事が完了(瀬戸大橋架橋史)
  4・- 自由律の俳人,尾崎放哉ゆかりの小豆島西光寺に「放哉資料室」ができる(香
      川県芸術文化年鑑)
  5・8 東瀬戸内海沿岸都市文化交流連絡協議会が発足(四国新聞)
  5・29 四国横断自動車道善通寺・豊浜間起工(四国新聞)
-535-
  6・1 「垂水町誌」刊行(垂水町誌)
  6・20 四国初のデジタル通信(松山・高松間)が運転開始(四国新聞)
  6・21 瀬戸大橋工事のうち岩黒島橋で橋桁架設を開始(ルート初)(瀬戸大橋のあ
      らまし)
  6・22 劇団RNCが第24回久留島武彦文化賞特別賞を受賞(香川県芸術文化年鑑)
  6・23 第12回壷井栄賞に久米辰典(星城小)の作品「ぼくのおとうと」が受賞(壷
      井栄顕彰会資料)
  6・24 脇須美死去(86)歌人.歌集に「花季すぎて」など(香川県人物・人名事典)
  7・20 小豆郡3町の若者たちがミニ独立国「オリーブ王国」をっくる(広報香川)
  7・28 ロサンゼルス・オリンピックに県人6人が出場.シンクロナイズド・スイミ
      ングで県人の元好三和子,木村さえ子がデュエットで銅メダル(四国新聞)
  8・30 国営讃岐丘陵公園(国営讃岐まんのう公園)整備促進協議会の設立総会を高
      松市内で開催(広報香川)
  9・27 高松に象さんを呼ぶ会が高松市の栗林動物園に象を迎え入れる(ももちゃん
      と命名)(四国新聞百年史)
  10・3 「池田町史」刊行(池田町史)
  10・21 小豆島出身の詩人壷井繁治詩碑が内海町堀越に建立(香川県芸術文化年鑑)
  11・2 四国民家博物館・四国村(理事長加藤達雄)がサントリー地域文化賞を受賞
      (香川県芸術文化年鑑)
  11・3 59年度県文化功労者として中村定子(茶道)大西忠夫(漆芸)を表彰(広
      報香川)
  11・6 明石聖一(県美術家協会長)河
-536-
      西新太郎(高松市文化協会理事長)が地域文化功労者として文部大臣表彰
      (香川県芸術文化年鑑)
  11・16 県高等学校文化連盟の設立記念式を高松市民会館で開催(加盟校35校)(広
      報香川)
  11・23 香川県国際青年推進協議会設立総会を高松市内で開催(悠久の今)
  11・29 文化財保護審議会が,善通寺市有岡地区にある6基の古墳群を国の史跡に指
      定を答申(王墓山古墳では全国初の金銅製冠帽が出土)(四国新聞)
  12・26 菊池寛作「父帰る」の碑が高松市中央公園に建立(四国新聞)
  この年 県人口101万6679人,世帯数30万8140戸(香川県人口移動調査報告)